盛岡の思い出プリント 歴史文化館にシール機 ご当地フレーム、多言語対応
盛岡市内丸のもりおか歴史文化館に、多言語対応のご当地プリントシール機が新たに設置された。盛岡南部家の殿様をイメージしたキャラクターなど、盛岡の魅力が詰まったオリジナルフレームで写真シールを撮影することができ、観光客の注目を集めている。
同館では、2014年に初めてプリントシール機を導入。県のPRキャラクター「わんこきょうだい」と写真が撮れる機能があったが、フレームのパターンが三つと少なく、外国語にも対応していなかった。
旧バージョンに代わり、今年4月に新たなシール機を設置。外国人旅行者も気軽に楽しめるよう、日本語のほか、英語や中国語、韓国語など7カ国語に対応している。
フレームは盛岡南部家をはじめ、わんこそば、盛岡秋まつりの山車、チャグチャグ馬コなどの10種類。このうち盛岡南部家は、盛岡藩の歴代藩主らをかわいらしくデフォルメしたキャラクターに囲まれながら、殿様気分で撮影することができる。
日付やハートマークなどのスタンプを押し、自分好みにデザインする機能も搭載。専用のアプリを使用すれば、スマートフォンに写真データを送って楽しめる。
撮影は1回600円。同館の小野芳史総括責任者は「ここでしか撮影できないシールを作ることができる。旅の思い出を記録に残してほしい」と話している。
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