一関・平泉

咲いた 幸せの国の花 花と泉の公園で希少種ボタン【一関】

花と泉の公園で開花した希少なボタン「ピオニア・ルテア・バラエティー」

 「ぼたん・しゃくやく祭り」(6月2日まで)を開催している一関市花泉町老松の花と泉の公園で、希少なボタン「ピオニア・ルテア・バラエティー」が開花した。ブータンに自生する品種で、同公園によると「国内で観賞できるのはここだけ」という。見頃は24、25日ごろまで続く見込みで、同園の新たな名花として注目を集めそうだ。

 ピオニア・ルテア・バラエティーは、10年ほど前に日本ぼたん協会から寄贈されたとみられる。寄贈を受けた際に勤めていたスタッフは現在残っておらず、数年前から名前などは不明となっていた。同協会が2018年に同園で総会を開催した際に協会関係者が発見し、希少品種であることが分かった。

 花は鮮やかな黄色で、他のボタンよりも花びらは小ぶりだ。フランスで作られた品種「ハイヌーン」の原種に当たるとされる。ぼたん園と見本園で栽培されており、現在は4、5輪の花を付けている。

 ぼたん園では写真を撮る来場者の姿が多く見られ、宮城県登米市から訪れた男性(71)は「ブータンの花が一関にあるなんて驚いた。他のボタンより派手さはないが、落ち着いた雰囲気が良い」と話していた。

 同公園を運営する花泉観光開発の阿部敏明代表取締役は「(同協会は)ピオニア・ルテア・バラエティーを全国のボタン園に寄贈したらしいが、他の園は枯れてしまった。花泉町の気候と土が花に合っていたのだろう」と分析し、「貴重なボタンなので大切に管理しながら育てていきたい」と話している。

 ぼたん園の入園料は一般が500円、小中学生は250円。開園時間は午前9時~午後5時(最終入場4時30分)。問い合わせは同公園=0191(82)4066=へ。

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