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大雨、洪水をモニター 危機管理型水位計 きょうから運用 260河川325カ所に設置【岩手】

人首川(奥州市)の大橋に設置されている危機管理型水位計(県提供)

 県は23日、低コストで大雨や洪水時のみ作動する危機管理型水位計について、県内260河川325カ所に設置を完了し、24日から本格的な運用を開始すると発表した。常時観測水位計を含めた河川水位観測箇所は、277河川457カ所と大幅に増加した。観測結果はインターネットで公開されることから、これまで水位計が設置されていなかった河川の観測が可能となり、大雨や洪水時の住民の迅速な避難行動につなげることが期待される。

 県は2016年の台風10号災害で甚大な被害を受けた岩泉町の小本川と安家川に先行的に設置し、昨年9月11日から運用を開始している。このほか、水位計未設置や延長の長い河川、市街地や集落がある箇所に設置した。県南では、奥州市の衣川、人首川、胆沢川のほか、一関市の磐井川、金流川、黄海川、千厩川、興田川などに設置されている。

 危機管理型水位計は橋に設置しソーラーパネルで稼働する。河岸の高さの水位が2割に達すると観測を始めるとともに、10分ごとの水位がインターネットで公開され、パソコンやスマートフォンでも確認できる。設置費用も1台約100万円で常時観測と比較すると20分の1で、運用費も安く低コストで設置できる。

 県河川課の幸野聖一総括課長は「これまで観測できなかった場所の水位観測もできるようになるので、身近な場所の水位を確認して早期避難につなげてもらいたい」と話している。

 河川水位情報のWEBサイトのアドレスは次の通り。

https://k.river.go.jp/

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