北上・西和賀

グルージャにトラック スパット北上が寄贈

いわてグルージャ盛岡にトラックを寄贈した千葉代表取締役(右)。クラブからはユニホームが贈られた

 解体工事などを手掛ける北上市村崎野のスパット北上(千葉智英代表取締役)は28日、スポンサーとして支援しているサッカーJ3・いわてグルージャ盛岡に、クラブ仕様のラッピングを施した2トントラック1台を寄贈した。

 スパット北上は、2017年の同市初となったホームゲーム開催に当たる協賛後、オフィシャルスポンサーとして支援を継続。昨秋にはいわぎんスタジアム(盛岡市)内の道を整備するなど、クラブに関わる全ての人へのサポートをしている。

 今回は「地場にチームがあれば応援する責任がある」との思いでトラックの寄贈を決め、ラッピング費用は地元の企業集団「プロジェクト アイ」によって賄われた。

 同社で行われた贈呈式には、千葉代表取締役をはじめ、同クラブを運営するいわてアスリートクラブの宮野聡代表取締役社長、菊池利三監督らが出席。特別仕様のトラックが披露され、クラブからは選手のサイン入りユニホームが贈られた。

 トラックはホームゲームでの備品運搬、アウェーゲームでの物販時などに活用。宮野代表取締役社長は「支えてくださる人たちの負担が減る。また、多くの人がクラブに携わってくれるきっかけになるのでありがたい」と寄贈に感謝した。

 千葉代表取締役は「スポーツには一生懸命やった先に夢があるので、地域に根付いたチームは応援していきたい。活用してほしい」と話した。

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