映画ファン必見の2日間 はなまき映像祭「えんとこの歌」など4作品
良質なドキュメンタリー作品が鑑賞できる「はなまき映像祭」は、8、9の両日に花巻市矢沢のアートスペース・ブドリ舎で開かれる。今回は寝たきりの男性と若者の日々を描いたヒューマンドキュメンタリー「えんとこ」の続編「えんとこの歌~寝たきり歌人・遠藤滋」(伊勢真一監督)など4作品を上映。伊勢監督らによるトークライブも予定されており、地域の映画ファン必見の2日間になりそうだ。
同市のイーハトーブアートステーションの会(IASの会)主催で、2002年から開かれているイベント。味わい深いヒューマン・ドキュメンタリーで知られるいせフィルム(東京都)の作品を中心に、花巻で毎年催されている。
初日は「えんとこの歌」など2作品、2日目は同作と澄川嘉彦監督の「タイマグラばあちゃん」など3作品を上映する。合間には伊勢監督と澄川監督らによるトークライブも実施される。
初日は午後1時から「えんとこ」(100分)、3時から「えんとこの歌」(96分)上映と伊勢、澄川両監督のトークライブを予定。2日目は午前10時から「タイマグラばあちゃん」(110分)、午後1時から「移住者と共に」(35分)と同市の熊谷哲周さんミニトーク、2時30分から「えんとこの歌」と伊勢監督のトークがある。
入場料は各日1000円。中学生以下無料。問い合わせはIASの会事務局=0198(32)1060=まで。