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大谷に軍配 メジャー初 花巻東対決 先輩雄星から6号

四回、マリナーズ先発の菊池(右)から3者連続のソロ本塁打を放つエンゼルスの大谷=8日、アナハイム(時事)

 【アナハイム時事】米大リーグは8日(日本時間9日)、各地で行われ、ともに花巻東高出身のマリナーズ菊池雄星投手とエンゼルス大谷翔平選手がメジャーで初対戦した。大谷が菊池から6号ソロ本塁打を放つなど5打数3安打2打点の活躍で、先輩後輩対決の第1ラウンドは後輩の大谷に軍配が上がった。【8面に関連】

 菊池と大谷は花巻東の3学年違いで、プロ野球では投手、打者として2試合で対戦し、5打数2安打3三振だった。2人は日本時間5月31日にも対戦が予想されていたが、大谷が先発から外れ、菊池も序盤に打ち込まれて降板したことで実現せず、今回がメジャー初対戦となった。

 3番指名打者として出場した大谷は、一回2死から一、二塁間へ飛ばした打球が内野安打となり出塁。エンゼルスはこれを足掛かりに連打と失策を絡め3点を先制した。

 二回の第2打席は菊池が大谷を一ゴロに抑えたが、四回にラステラ、トラウト、大谷に3者連続本塁打を浴び、3回3分の1を9安打7失点(自責6)で4敗目(3勝)を喫した。2人の対戦成績は3打数2安打1打点だった。試合は12-3でエンゼルスが勝った。

 エンゼルス・大谷 (菊池との対戦を)楽しみにしていた。1打席目よりも、2打席目、3打席目と重ねて、タイミングもよく取れていた。同地区なので、今後も対戦する機会はあると思う。しっかり準備したい。

 マリナーズ・菊池 悔しい結果になったが、大谷と対戦する機会が今後も多くあると思うので、次につなげたい。(3者連続本塁打は)マウンド上で経験したことのない悔しさを感じた。苦い経験を必ずプラスにしたい。

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