花巻

再発防止へ現場点検 死亡事故受け交安関係者ら【花巻】

死亡事故を受け、現場点検で対策を考える関係者

 1日に花巻市鍋倉地内の主要地方道盛岡和賀線で発生した死亡事故を受け、市内の交通安全関係者らは12日、事故現場を点検して再発防止策を検討した。

 花巻署によると、事故は午前11時45分ごろに発生。北に向かって路側帯をジョギングしていた男性が後ろから来た軽乗用車にはねられ死亡した。

 点検には同署や市、県、県警交通部、花巻地区交通安全協会などから11人が参加し、同署の岩渕利信交通課長が事故の概要を説明。それぞれの立場で対策を考え、同署は赤色灯を点灯するレッドフラッシュやパトロール、県は道路の安全対策、市は広報・啓発活動に取り組む意向を示した。

 衝突したのは歩道が途切れる箇所だが、道路を横断すれば歩道が続いており、同協会花巻支会湯口分会の佐々木典正分会長は「歩道を走ることや、通行車両への注意などを促す看板の設置を考えたい」と語った。

 岩渕課長は「昨年は夏場に事故が相次いでおり、これからも発生が懸念される。歯止めをかけるために対策に努めたい」と話していた。

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