一関・平泉

カフェ併設、職人技間近に 松栄堂総本店 きょう新装開店【一関】

生菓子などを提供するために併設されたカフェ「寿梅」
松栄堂が総本店をリニューアルし、店内には職人の作業風景を見ることができる工房が設置された

 菓子製造・販売の松栄堂(小野寺宏眞代表取締役社長)は、一関市地主町の総本店をリニューアルした。和菓子をメインとしたカフェを併設したほか、職人が菓子を作る様子を見ることができる工房も設置し、14日にグランドオープンする。菓子の製作体験も受け入れる予定で、和菓子をより身近に感じてもらう。

 同社は1903(明治36)年に創業し、今年5月には生産性の向上を目指して本社を同市山目から平泉町平泉に移転した。総本店は創業の地で、主力の「田むらの梅」「ごま摺り団子」など各種商品を販売してきたが、「付加価値を高め、特色を出す店舗にしたい」とリニューアルすることとした。

 具体的には、和を前面に押し出したカフェ「寿梅」を開設。名称は総本店に古くからある同社に関する資料が数多く収蔵された蔵「寿梅文庫」にちなんで付けられた。洋のカフェは中野店(同市山目字中野)にあるが、和のカフェは初の試みとなる。季節の花が彩る庭園を前に、23席を用意。上生菓子セットやずんだ餅、あんみつ、かき氷のほか、コーヒーやずんだスムージーなども提供する。無線通信「Wi-Fi(ワイファイ)」の無料スポットとすることも計画している。

 店内にはガラス張りの工房も設置され、職人たちが熟練した繊細な手つきで鮮やかに菓子を作る姿を間近に見ることができる。事前に予約すれば生菓子の製作も体験できるようにした。

 14~16日にはリニューアルを記念して午前10時から餅つきを行い、つきたての餅70食分を振る舞う。小野寺社長は「創業から100年以上たつが、時代に合わせた店づくり、菓子作りを続けて、さらに100年続く店にしたい」と語っている。

 営業時間は月-土曜日が午前8時30分~午後6時、日曜日は午前9時~午後6時。問い合わせは同社総本店=0191(23)5008=へ。

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