建設機械かっこいい 花巻小5年生 仕事の魅力に触れる
県建設業協会花巻支部青年部会(長澤勝美会長)の建設業ふれあい事業は17日、花巻市花城町の花巻小学校で行われ、5年生58人が重機の乗車体験などを通じ建設の仕事に親しんだ。
毎年市内の小中学校各1校で実施し、同日は市内28事業所の代表ら約40人が訪問。校庭に高所作業車やホイルローダー、バックホーなどが用意され、子供たちが班ごとに乗車し、運転や約10メートルの高さなどを体験した。
自らの歩幅で距離を測る歩測のクイズや、「花小」の人文字を作ってドローン(小型無人飛行機)で撮影する企画もあり、楽しみながら建設業の魅力に触れた。
長澤会長は「学校をはじめとする建物や道路、橋など、造ったものがいつまでも形に残るのがこの仕事のやりがい。小さいうちから面白さに触れ、就職する時の一助になれば」と語った。
北上楓君と東海林琉唯君は「(高所作業車が)高くて怖さもあったけど下がる時が楽しかった。乗り物や機械を使い、いろいろと造っているのがすごい」と話していた。