科学の視点で蒸しパン作り おもしろ実験教室で児童挑戦【北上】
「『科学』がきたカミング おもしろ実験教室」(北上市教委主催)は22日、市生涯学習センターで開かれ、市内の小学生17人が科学の視点で調理を楽しんだ。
自然科学の分野に興味・関心を高め、子供たちに自ら課題を見つけて解決できるようになってもらうことなどを目的に企画。沿岸地域などで理科の授業を支援している露久保美夏さん(お茶の水女子大サイエンス&エデュケーションセンター)を講師に招いた。
テーマは「おいしさの科学~ふわふわのひみつ~」。露久保さんは「ふわふわの食べ物は何で膨らむと思う」と問い掛けた。子供たちは重曹とベーキングパウダー使った2種類の蒸しパン作りに挑戦し、出来上がりの風味や見た目、色の違いなどを実感していた。