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車椅子を修理、再生へ いわてフレンズ活動 工業高生ら技術講習

講習会で整備技術の向上を図ったいわて車いすフレンズ活動に参加する高校生

 壊れて使われなくなった車椅子を修理・整備し、必要としているアジア諸国へ贈る「いわて車いすフレンズ活動」の整備技術講習会が25日、盛岡市のふれあいランド岩手で開かれた。活動に参加する県内の工業高校などの生徒が参加し、専門家の指導を受けながら整備技術の向上を図った。

 盛岡工、黒沢尻工、水沢工、釜石商工、一関工、宮古工、千厩の7校から生徒42人が参加。東日本福祉機器商会の福祉用具専門相談員を講師に車椅子を解体し、部品のさびやごみを除去、ノーパンクタイヤを装着して組み立てを行ったほか、輸送中の破損を防ぐ梱包(こんぽう)も学んだ。

 このうち4年前から課題研究の一環で車椅子の整備に取り組む千厩高産業技術科3年生は6人が参加。昨年は2班に分かれて競い合ったり情報交換したり、文化祭での実演を通じて後輩に活動を伝えたりするなど、修理技術は年々レベルアップしている。

 2019年度の活動に参加する同校3年千葉斗真さん(17)は講習会で、初めて修理するタイプの車椅子に戸惑った表情を見せながらも、左右に振れ幅が異なる前輪や前輪の回転数の違いなどの不具合を調整するため、仲間と協力しながら解体して一つ一つ部品を調整。「自分たちがやっていた方法とは違うチェックの仕方も教わった。学んだことをこれからの活動に役立てたい」と話していた。

 いわて車いすフレンズ活動は、社会福祉協議会ボランティア・市民活動センターが13年度から取り組む活動。日本社会福祉弘済会主催の工業高校生の奉仕活動「空飛ぶ車いす」の参加団体として、18年度までに累計901台の車椅子を18カ国・地域に寄贈している。

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