一関・平泉

古代の姿鮮やか 平泉・中尊寺ハスが開花【いわて瞬感】

約800年前当時と同じ姿で花を咲かせた中尊寺ハス=平泉町・中尊寺

 800年以上前となる平安時代の種子から育てた古代ハス「中尊寺ハス」が、平泉町の同寺(山田俊和貫首)境内で開花した。新緑の中鮮やかなピンク色に浮かび上がる神秘的な姿が参拝者らの目を楽しませている。

 中尊寺ハスは1950年に行われた金色堂内の遺体学術調査の際、奥州藤原氏4代泰衡の首おけから見つかった約800年前の種子を93年に発芽、98年には開花に成功させたもの。同寺には99年に株分けされ、金色堂東側にある金剛院ハス池と、隣接する大池跡に設けた鉢に植えられている。

 このうち金剛院ハス池では7月に入り1輪が開花。6日には早朝から2輪が相次ぎつぼみを開き、直径15センチほどの花を咲かせた。観光バスの乗降場所に近いこともあり、バスを降りた参拝者がガイドの説明に聞き入っては珍しそうにカメラのレンズを向けていた。

 中尊寺ハスは小ぶりで花びらが細いのが特徴。ハスは朝早く咲いた花が昼ごろには閉じるのを繰り返し、開花から4日ほどで花びらを散らす。

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