北上・西和賀

残雪踏みしめ“夏の便り” 西和賀町山開き

西和賀町山開きで、シナノキンバイなどが登山道を彩る南本内岳の頂を目指す参加者

 西和賀町山開きは7日、南本内岳(1486メートル)で行われた。町民や登山愛好者ら42人が新倉沢を徒渉したり、残雪を踏みしめたりして頂を目指し、雪深い町の夏山シーズン到来を喜び合った。

 トレッキングにぴったりの山が多い同町の山開きは毎年会場を変えて実施されており、奥州市との境に位置する南本内岳では13年ぶり。セレモニーでは髙橋一夫副町長が「江戸川乱歩賞を受賞した中津文彦氏の小説『黄金流砂』の舞台となったロマンあふれる山。自然の恵みを満喫してほしい」と呼び掛けた。

 西和賀山岳会(髙橋定信会長)の8人が案内。山頂周辺は霧と強風でパノラマの絶景はお預けとなったものの、登山道ではブナ林のギンリョウソウをはじめ、雪渓付近のミズバショウやシナノキンバイ、エゾノリュウキンカ、湿原で揺れるミツガシワ、稜線(りょうせん)に咲くハクサンシャクナゲなどが見られた。

 髙橋梨さん(黒沢尻北高3年)は「(植生が)登るごとにどんどん変わった。たくさん高山植物があって、特にアカモノがきれいだった」とにっこり。奥州市水沢の安藤菜穂さん(33)は「山頂は寒かったが、ブナ林を歩くのが好きなので楽しかった」と話していた。

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