花巻東2年連続決勝 甲子園懸け大船渡と対戦 夏の高校野球岩手大会
第101回全国高校野球選手権岩手大会(県高野連など主催)は24日、盛岡市の県営球場で準決勝が行われ、花巻東が黒沢尻工を下して2年連続で決勝へ進んだ。一関工は大船渡に敗れ、初の決勝進出はならなかった。【8面に関連】
花巻東は1点を追う八回に打線が爆発。打者13人で一挙7点を奪い、逆転した。四回途中から救援した主戦西舘勇陽(3年)は要所を締め、反撃を許さなかった。黒沢尻工は四回に5点を挙げて試合をひっくり返したが、終盤に投手陣がつかまった。
一関工は先発の左腕平野拓夢(3年)が一回に2点を失うと、二、三回も失点。打線は大船渡の主戦佐々木朗希(3年)に散発2安打に抑えられ、完封負けを喫した。大船渡の決勝進出は21年ぶり。
25日は同球場で午後1時から花巻東-大船渡の決勝が行われる。
◇県営球場
▽準決勝
花巻東11-5黒沢尻工
大船渡5-0一関工