【号外】花巻東甲子園 大船渡下し初連覇 夏の高校野球岩手大会
第101回全国高校野球選手権岩手大会(県高野連など主催)は25日、盛岡市の県営球場で決勝が行われ、第1シードの花巻東が、最速163キロ右腕の佐々木朗希(3年)を擁する大船渡を12-2で下し、2年連続10度目の夏の甲子園出場を決めた。
花巻東は、一回に1番向久保怜央(3年)の右中間三塁打を足掛かりに無死一、三塁とすると、敵失と3番中村勇真主将(3年)の右前適時打で2点を先制した。二、三回にも無安打で1点ずつを追加し、五回に向久保の右越え本塁打で突き放すと、六回には2死満塁から8番山崎大翔(3年)の右越え二塁打と敵失で一挙4点を奪い試合を決めた。
先発中森至(3年)は一回に3連打で失点したが、その後は小気味いい投球でアウトを重ね、継投したエース西舘勇陽(3年)も反撃を封じ、参加66チーム(71校)の頂点に立った。花巻東が2年連続で夏の甲子園に出場するのは初めて。
大船渡は前日の準決勝一関工戦で完封した佐々木が出場せず、序盤に失点したことで主導権を握れなかった。
全国大会は、8月6日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。組み合わせ抽選は同3日。
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