花巻

幻想の光で賢治世界へ 童話村【花巻】

宮沢賢治童話村で始まったライトアップ。ツメクサやドングリを模した光のオブジェを配置し、賢治作品の幻想的な景色が楽しめる

 花巻市高松の宮沢賢治童話村で27日夜、「童話村の森ライトアップ2019」が始まった。賢治童話の世界をイメージしたオブジェが放つ鮮やかな光が童話村を幻想的に包み込み、県内外の賢治ファンらを楽しませている。

 賢治フェスティバル実行委員会(会長・上田東一市長)が主催。賢治生誕120周年を記念した16年から始まり、今年で4回目を迎えた。

 同園を形成する妖精の小径(こみち)、山野草池、芝生広場、ログハウスの各エリアには、賢治作品を代表する「銀河鉄道の夜」や「どんぐりと山猫」、「ポラーノの広場」の世界をイメージした空間を表現。芝生広場のドングリやツメクサ、小川などに設けられたダイヤをかたどった光のオブジェは昨年の70基から92基に増やした。光フィルターとステンドグラスが映し出す光が童話村の自然と融合し、幻想的な光の世界を演出している。

 同日はオブジェを制作するワークショップが開かれ、市内の小学生53人が透明なアクリル板に絵を描き、大きなミラーボールの周りに設けた球体の枠に飾り付け、小川エリアに取り付けられた。小田島優愛さん(矢沢小6年)は、妹の希愛さん(同2年)と参加してスイカやプールで遊んでいる絵を描き、「うまく描けたのでうれしい。ミラーボールが光ると絵も明るくなるのでとてもきれい」と喜んだ。

 ライトアップは金土日曜、祝日を中心とした11月10日までと盆期間(8月12~15日)を合わせた計52日間、いずれも日没から午後9時まで予定。期間中は花巻観光協会による屋台村も行われる。

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