奥州・金ケ崎

水の恵みクイズで理解 胆沢平野 親子でウオークラリー【奥州】

水に親しむウオークラリーでコースを散策する親子ら

 胆沢平野土地改良区(及川正和理事長)が主催する2019水に親しむウオークラリーは2日、奥州市胆沢若柳の徳水園と周辺で開かれた。円筒分水工や農業用水路沿いでのクイズ付きウオークラリーなどを通し、参加した市内の親子が胆沢平野を潤す水資源を身近に感じた。

 2009年から開いた親子クイズラリーを前身に、16年から現在の名称で開催。小学生とその保護者を中心に155人が参加し、ウオークラリーやイワナのつかみ取り、カブトムシのプレゼントなど、水辺や自然にちなんだ催しを楽しんだ。

 このうちウオークラリーは、寿庵堰(ぜき)と茂井羅堰の両幹線用水路や、両水路に水を振り分ける円筒分水工などに沿った約3・5キロの道のり。途中に管理施設の役割や堰の歴史などについて5問のクイズや、プレゼントにつながるキーワードなどが貼り出され、参加者は元気に歩いて問題に挑戦。厳しい暑さの中だったが、勢いよく流れる農業用水の涼しげな雰囲気も満喫した。

 初参加の岩渕旭君(常盤小学校3年)は「水路が分かれている場所を初めて見た。水の勢いがすごくてたくさん泡が出ていた」と話していた。

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