一関・平泉

山の日前に美しく 栗駒山産沼コース 南谷さん(7大陸最高峰制覇)と清掃登山【一関】

栗駒山清掃登山の参加者と共にごみを拾う南谷さん(右)

 岩手、宮城、秋田の3県にまたがる栗駒山(1626メートル)の清掃登山(一関市主催)は6日、同市側の登山道「産沼コース」で行われた。青空が広がる絶好の天候の中、市内外から参加した山岳会のメンバーや愛好者ら35人が女性登山家として世界的に知られる南谷真鈴さんと一緒に山の魅力に触れながら環境美化に励んだ。

 南谷さんは2016年5月に日本人最年少でエベレスト登頂に成功。同年7月にデナリを登頂して7大陸最高峰制覇を日本人最年少で果たすなど活躍を続けている。

 今回の清掃登山は、栗駒山の岩手側登山道の定番「須川コース」が一部立ち入り禁止となったために登山客が激減し、5月の温泉施設利用客も前年より2800人減ったことなどから、環境美化と併せて「産沼コース」の魅力を発信しようと企画された。

 須川ビジターセンター前で行われた開会行事では、南谷さんが「観光客が減っていると聞いて残念だが、これから登山客が増えるようにきょうは山登りを楽しもう」と呼び掛けた。

 参加者は石や岩がむき出しの坂道を一歩ずつ踏みしめ山頂を目指した。山頂で南谷さんと記念撮影した後、それぞれごみ袋を手に下山しながらごみを拾い集めた。ごみは登山道では見られなかったものの、山頂付近では瓶の破片や菓子の包装材、汚れたタオルなどが見つかった。

 山岳仲間6人と参加した秋田県湯沢市の酒樹正喜さん(65)は「産沼コースは少し大変な所もあるが、途中見える景色がきれいだった。南谷さんと一緒に登山できてうれしい」と語り、「以前は多かったたばこの吸い殻などもなかったので良かった」と喜んでいた。

 7日は午後1時30分から南谷さんによる「進む選択」と題した講演会が須川高原温泉で開かれる。

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