一関・平泉

“縄文の炎”赤々と 藤沢野焼祭開幕 土器や土偶675点【一関】

土器や土偶を焼成する炎が赤々と燃え盛った「縄文の炎・藤沢野焼祭2019」

 縄文時代の人々に思いをはせ、大規模な野焼きで土器や土偶を作る「縄文の炎・藤沢野焼祭(のやきまつり)2019」(実行委主催、岩手日日新聞社など後援)は10日、一関市藤沢町の藤沢運動広場「特設縄文村」で開幕した。県内外の高校生を対象に新設した審査枠「熱陶(ねっとう)甲子園 in Fujisawa」への出品を含む675点を、地面に土を盛って造った大型の窯11基で一晩焼成。最終日の11日は午前7時30分からの窯出しに続き、審査で各賞が決まる。【15面に関連】

 雨上がりの空の下、初日午後6時から行われた「火入れの儀」では、丸太を高さ約5メートルに組んだシンボル「縄文の炎」へ勝部修市長と千葉均実行委員長がたいまつをかざして点火。さらにシンボルを囲むように配された各窯へと採火すると、縄文ロマンあふれる炎が夜空を焦がすように赤々と燃え上がり、場内を照らし出した。

 たいまつの火は、藤沢中学校の男子生徒らが縄文人を模した装束で登場し、「まいぎり式」と呼ばれる古来からの手法に倣い、板の上で棒を回転させ摩擦熱を生じさせる木製の道具を使っておこした。

 場内ではプロや市民らによる音楽演奏、ダンス、マーチングなどのライブパフォーマンスが繰り広げられる中、深夜まで窯に木材がくべ続けられた。

 祭りは考古学者の塩野半十郎の指導の下で、1976年に催した野焼きを再現するイベントが前身。11日は午前9時からの審査で塩野半十郎大賞をはじめ市長賞、岡本太郎賞、池田満寿夫賞、辻清明賞、岩手日日新聞社賞などを決め、11時から表彰式を行う。

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