奥州・金ケ崎

巨大さと自然体感 胆沢ダムフェス・奥州 岩踏みしめ堤体登山

堤体登山などダムと自然を体感するイベントが行われている胆沢ダムフェス

 胆沢ダムフェス2019in夏は11、12の両日、奥州市胆沢若柳の胆沢ダム周辺で行われ、家族連れらが堤体登山やカヌーの体験などを通じてダムの巨大さと自然の豊かさを体感している。

 同フェスは、胆沢ダム水源地域活性化協議会の関係機関、活動団体が連携して春、夏、秋に開催。今回は、胆沢ダム堤体を登る堤体登山体験、馬留池でのカヌーとSUPの体験、奥州いさわカヌー競技会でのラフティング体験、つぶ沼キャンプ場でのカヌー・Eボート体験、岩ダム・カフェ、物販を催している。

 このうち国内最大級のロックフィルダムを体感できると人気の堤体登山は、堤体の下から上までをロープを伝いながら登るもので市内外から訪れた参加者が26・4度の勾配(こうばい)に挑戦。参加者は、積み重なった岩を踏みしめながら195・3メートルのコースを登り切った。

 一関市から参加した金野あすみさん(25)は「胆沢ダムに来たのは2回目。インターネットで堤体登山を知って申し込んだ。下から見るととても大きくて登れるか不安もあったが、登り切ることができてうれしい。体力づくりをしてまた挑戦したい」と話していた。

 最終日も午前10時から各イベントが開かれる。

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