そり引き水田疾走 川崎 初の「どろリンピック」熱く【一関】
豊かな自然に囲まれた一関市川崎町の田んぼで泥んこになって遊ぼうという初のイベント「どろリンピック2019」(川崎まちづくり協議会主催)は11日、同町門崎の布佐公園付近の圃場(ほじょう)で開かれた。2人一組となってタイムを競うどろそりレースなどが行われ、子供から大人までが泥まみれになって楽しんだ。
開会式では同協議会の金野健男議長が「川崎を楽しむ機会をつくろうと若手が中心となって企画した。目いっぱい楽しんでいってほしい」とあいさつ。選手を代表し、鈴木快さん(川崎中学校3年)と千葉空さん(千厩高校1年)が「泥を愛し泥に愛された私たちが、正々堂々“泥仕合”を繰り広げる」と宣誓した。
会場の水田ではどろそりレース、どろだるまさんが転んだ、どろフラッグなどの競技を実施。どろそりレースは1人がそりに乗り、もう1人がそりを引いて15メートル先のポールまで行って戻ってくる時間を競うレースで、10チームが出場。泥に足を取られて速度を出せないチームがある一方、泥水を跳ね上げて勢いよくコースを疾走するチームもあった。