奥州・金ケ崎

「米の日」周知へ 町などあすPR事業 ひとめぼれなど配布【金ケ崎】

金ケ崎町役場前に掲示された「米の日」PRののぼり。16日には町内3カ所でひとめぼれの先着配布を行う

 金ケ崎町とJA岩手ふるさと金ケ崎地域センターは、同町で制定されている8月18日の「米の日」にちなむPR事業に取り組む。町内へののぼり掲示に加え、16日には町役場など町内3カ所で地場産米やチラシなどの配布を行い、米の日の啓発につなげる。

 米の日は、誰もが遠い祖先の食生活に思いをはせ、日本人と米の深い関わりと食文化を改めて考える機会などとして1988年、13人の呼び掛け人により制定。「米」の字に由来する八十八の数にちなみ、8月18日とした。

 町農林課によると、同町では、関係機関で実行委を組織して2017年までは米の日行事を「農業まつり」と合わせて実施し、18年は単独で映画上映などを開催したが、今年度は米の日の周知を重視する形で、町と同JAで事業を進める。

 16日は町役場と同JAの金ケ崎支店、金ケ崎中央支店の3カ所で、各会場とも先着100人に金ケ崎産の特別栽培米ひとめぼれ1キロをプレゼント。ポケットティッシュやチラシも配布して米の日制定の趣旨なども紹介するほか、JAの2支店では県産オリジナル水稲品種「金色(こんじき)の風」に関するグッズ配布などを予定している。

 町役場前などには、米の日をPRするのぼりを掲示。町民らの意識高揚にもつなげたい考えだ。

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