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水ロケットコン日本一 水沢Z分団初の快挙 大島きょうだいが栄冠【岩手】

日本水ロケットコンテストで優勝した大島雅晴さん(左)と珠妃さん

 3日に鹿児島県肝付町で開かれた「日本水ロケットコンテスト2019」で、東北地区代表で出場した日本宇宙少年団水沢Z分団のチームが優勝した。オペレーターは大島雅晴さん(県立一関一高校1年)、珠妃さん(一関市立猿沢小学校5年)のきょうだい。関係者は、試行錯誤と練習の末に勝ち取った同分団初の日本一を喜んでいる。

 近年隔年開催の同コンテストには、今回、日本宇宙少年団の各地区代表25チームが出場。70メートル離れた地上の目標点に向けてロケットを2回打ち上げ、着弾後どれだけ目標の近くで停止できるかを競った。同分団は国産ロケットにちなんだチーム名の「Epsilon‐Z」として、同名のロケット2台を持ち込み競技に臨んだ。

 優勝を決めた雅晴さんのロケットは、目標との距離1・38メートルで、2位に比べ2メートル以上高い精度。直前まで雅晴さんが方向を調整し、珠妃さんが発射レバーを握った。珠妃さんも個人で4位の4・41メートルの成績だった。

 雅晴さんは「発射時は真っすぐ向かい風に乗るのが難しかった。機体もうまく作れていい線に行くと思っていたが驚いた」、珠妃さんは「兄がすごく丁寧にロケットを作った」と会心の結果を振り返った。

 同分団の7月の活動で水ロケットの打ち上げを競い、上々の成績で東北代表に選出された2人。練習では水の量や気圧、発射角度の最適化などに努めた。指導者として競技を見届けた母千春さんは「満足のいく結果になって良かった」、亀谷収分団長代理も「さまざまな想定を調べて何度も練習し、日本宇宙少年団の精神の『匠の心』を見せてくれた」とたたえた。

 関係者は23日に奥州市役所江刺総合支所を訪問し、活躍を報告。同分団名誉顧問でもある田面木茂樹教育長は優勝を祝福し、「すごい探究があったのを感じた。今後の頑張りにも期待したい」と述べた。

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