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夢舞台 準備に注力 関係者一丸 ラグビーW杯 釜石開催 1カ月切る【岩手】

7月27日に釜石鵜住居復興スタジアムで行われた日本-フィジー戦。W杯へのファンの期待も高まっている=県ラグビーW杯2019推進室提供

 9月25日のラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催まで、1カ月を切った。会場となる釜石市の釜石鵜住居復興スタジアムには仮設席が整備され、7月に開かれた前哨戦パシフィック・ネーションズカップ(PNC)日本-フィジー戦では、約1万3000人が熱狂。バスなど輸送上の混乱もなく、円滑に終了した。今後は夢舞台の成功に向け、関係者が一丸となり会場の受け入れ態勢整備や、さらなる機運醸成に力を注ぐ。

 ラグビーW杯2019釜石開催実行委によると、7月27日に同スタジアムで開かれたPNC日本-フィジー戦には、県内外から1万3135人が来場。会場直通のライナーバスなどを利用した観客は8800人に上った。輸送上の大きなトラブルはなく、本番のシミュレーションとしては順調に終了。スタジアムで禁止されているペットボトルの持ち込みなどが一部で確認されたため、今後は観戦客にマナーの周知を徹底していく。

 ファンゾーンの釜石市民ホールには延べ約5000人のラグビーファンが来場。人気芸人のトークショーや試合のパブリック・ビューイング(PV)も行われ、スタジアムと感動を共有した。

 大会アンバサダーの桜庭吉彦さんは、「選手の良いプレーがたくさんあったが、観戦客やスタッフ、ボランティアの笑顔も印象的だった」と振り返り、本番のさらなる盛り上がりに期待する。

 同実行委によると、10日現在で観戦チケットは残り1000席近く。県内ではいわて花巻空港に壁面バナーを設置するなど、大型都市装飾を施して国内外の観光客らに大会をPR。県内の周遊ガイドブックも作成し、大会を契機とした岩手の魅力発信に力を入れる。

 受け入れ態勢の構築に向けては、会場への経路案内などを行う大会公式ボランティア約700人を育成。会場清掃やおもてなしに取り組む独自ボランティアも募集し、ファンが気持ち良く観戦できる環境を整える。

 実行委は警備や防災、医療など安心・安全の確保を重要課題に挙げており、県ラグビーW杯2019推進室の木村久室長は「不測の事態が発生する恐れもある。PNCの課題を踏まえながら警備などの最終調整を行い、組織委員会と連携して本番を成功させたい」としている。

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