ウルグアイ料理に舌鼓 市内3校で特別給食 代表チームを応援【北上】
北上市は、ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で同市に事前、公認キャンプを張るウルグアイ代表チームを応援しようと、市内3学校給食センターで「ラグビーW杯応援給食」の提供を始めた。9日には北部学校給食センター管内の小中学校でウルグアイ料理をイメージした特別メニューが用意され、児童生徒が外国の食文化に親しみながらW杯を心待ちにした。
応援給食はW杯の機運醸成と代表チームの歓迎につなげようと企画。北部、中央、西部の3学校給食センターの栄養士が考案した同国ゆかりのメニューを管内の全小中学校と市立幼稚園に約8340食分を提供する。
北部学校給食センターは、焼いた肉やサラダをパンに挟んで食べるウルグアイ料理「チビート」をイメージした献立を用意。シーフードトマトスープ、ラグビーボール型のチーズもメニューに加えた。
同日は黒沢尻北小学校(船田浩校長、児童799人)でも応援給食が出され、児童はバンズパンにバーベキューチキンとコールスローサラダを挟み、口いっぱいに頬張った。
昆楓君(6年)は「見た目以上に肉が軟らかくておいしい」と笑顔。「最近ラグビーを題材にしたドラマにはまっている。W杯でキャンプに来るチームにも頑張ってプレーしてほしい」と声を弾ませた。
17日には中央、24日には西部の学校給食センター管内でも応援メニューが提供される。