北上・西和賀

人と動物“対等”に描写 利根山記念館 菊池さんが絵画展【北上】

利根山光人記念美術館で菊池さんによる個展「いきもののまなざし」が開かれている

 奥州市水沢の画家・菊池咲さん(33)による個展「いきもののまなざし」は、北上市立花の利根山光人記念美術館で開かれている。チンパンジーやシマウマといった動物をモチーフに、それらを“人間と対等な存在”として捉え、描いた絵画が来場者の関心を集めている。

 菊池さんは県立水沢高校を卒業後、東北芸術工科大から同大学院と進み、日本画に取り組んだ。現在は母校の同高などで非常勤講師を務めるほか、創作活動にも意欲的な日々を過ごしている。

 2008年の第61回岩手芸術祭日本画部門芸術祭賞、12年の第5回利根山光人記念大賞展トリエンナーレ・きたかみ大賞、14年には県美術選奨などを受賞。今展は同館ゆかりの画家を紹介する企画展で、8年ほど前の作品から最近手掛けたものまで大小21点が並ぶ。

 菊池さんは、動物を「地球上に存在する対等な関係」として描いている。チンパンジーやシマウマのほか、シカが真っすぐに正面を見詰める力作やキツネ、ヤギなどを題材にした絵画もあり、「人間以外の動物に近づきたい。人間と共通する本質的なものを描きたい」という菊池さんの思いが画面から伝わってくる。

 展示期間は11月30日まで、開館時間は午前10時~午後4時(入館は3時30分まで)。入館料は一般300円、高校生120円、小中学生60円。定住自立圏内(北上、奥州、金ケ崎、西和賀各市町)の小中学生は無料。

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