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オリジナルビール発売 きょう、JR盛岡支社 遠野産ホップ使用

遠野産のホップと小麦を使用したオリジナルビール

 JR盛岡支社は、14日に遠野産のホップ「IBUKI」を使用したオリジナルビールの第2弾「TONO BEER C58 239 HAZY IPA」を発売する。フレッシュな香りとソフトな口当たりが特徴で、上閉伊酒造(遠野市)が製造。県内の新幹線停車駅や蒸気機関車「SL銀河」車両内などで売り出し、“オール遠野”の味を広く発信する。

 同支社は2018年6月、遠野市、キリンビールと「遠野エリアにおける地域活性化に関する連携協定」を締結。地場産品を生かした商品開発で地域振興に貢献しようと、3月にはキリンビール開発のIBUKIを使用したオリジナルビール「TONO BEER GOLDEN ALE」を限定発売した。

 第2弾となる今回は、IBUKIと遠野産小麦を使用。ホップの豊かな香りが特徴で、苦みが少なく誰でも飲みやすい味に仕上げた。ゴールドのゴシック体が目を引くラベルデザインで、釜石線を走るSL銀河の力強さを表現している。

 内容量は330ミリリットルで、アルコール分6%。販売価格600円(税込み)。一ノ関、水沢江刺、新花巻などの各新幹線停車駅のほか、盛岡駅ビルフェザン、SL銀河、遠野市内のスーパーなどで通年販売する。

 9、10月は釜石市でラグビーワールドカップ(W杯)の試合が行われることもあり、県外からの観光客の増加が見込まれている。同支社広報担当は「首都圏からの来県者や鉄道ファンなど、多くの人にビールを味わっていただき、遠野の素材の魅力を知ってほしい」とPRしている。

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