県内外

チーム岩手 活躍誓う 茨城国体に向け結団壮行式

県選手団を代表し、茨城国体での活躍を誓う平野主将(左)

 第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」は、28日に茨城県を主会場に開幕する。本県選手団は監督、選手、本部役員ら575人を派遣。天皇杯(男女総合成績)20位台を目指す。17日は盛岡市のいわて県民情報交流センター(アイーナ)で結団壮行式が行われ、選手らが結束を強め、“チーム岩手”として活躍することを誓った。

 式には茨城国体と、第19回全国障害者スポーツ大会に出場する選手、監督、役員ら378人が出席。両大会の選手を代表し、ボクシング少年男子の和賀聖龍選手(水沢工高3年)と陸上投てきの阿部衣吹選手(盛岡聴覚支援学校3年)に、団長の達増拓也知事から選手証が授与されたほか、両大会の旗手を務める選手に県旗が手渡された。

 達増知事は「選手の活躍は岩手のスポーツ界を一層盛り上げ、ラグビーW杯や、東京五輪・パラリンピックの成功にもつながる。県人の志の高さと粘り強さを発揮し、県民が大きな喜びと感動を得られるよう全力で応援する」と激励した。

 国体選手団主将を務めるラグビー成年女子の平野恵里子主将(YOKOHAMA TKM)と、全国障害者スポーツ大会選手団主将でアーチェリーの武田さち恵選手(岩手医科大)が、それぞれ決意表明。このうち平野主将は「県選手団全員が大好きなスポーツを楽しむことを忘れず、県民に明るいニュースを届けられるよう、『チーム岩手』『オール岩手』として力を合わせて戦い抜く」と意気込みを示した。

 茨城国体は10月8日まで。本県からは35競技に選手・監督550人、本部役員25人の計575人が参加する。

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