一関・平泉

黄金色の穂次々と 一関地方 秋晴れの下、稲刈り

一関遊水地で稲刈り作業に励む佐々木正樹さん。市場デビュー3年目の県のフラッグシップ米「金色の風」を刈り取った

 19日の一関地方は爽やかな秋晴れとなり、田んぼで稲刈り作業に励む農家の姿が見られた。一関市と平泉町にまたがり、本県のフラッグシップ米「金色(こんじき)の風」や主力品種「ひとめぼれ」などが栽培されている一関遊水地では、こうべを垂れた稲穂を刈り取るコンバインの軽快な音が響いた。

 盛岡地方気象台によると、同日の最高気温は一関22・6度、千厩20・8度で9月下旬から10月上旬並みだったが、強い日差しが照り付けて汗ばむほどの陽気となった。

 同市中里地区の一関第1遊水地では、同町長島の佐々木正さん(70)が市場デビューから3年目を迎えた金色の風を収穫した。長男の正樹さん(45)がコンバインを操作し、黄金色に実った稲穂を次々と刈り取った。

 佐々木さんはJAいわて平泉「金色の風」栽培研究会に所属しており、今年は昨年比1・4ヘクタール増の3・5ヘクタールで金色の風を栽培した。佐々木さんは「今年は堆肥を入れて地力を上げた。金色の風は(米穀専門店関係者などが登録する)『金色の風サポーター』の好感度も高い。管内で栽培面積がもっと拡大されてほしい」と語った。ひとめぼれも今後収穫する予定。

 一関農業改良普及センターによると、今年は出穂が3日ほど早く、夏場の高温と日照もあって登熟も進んだといい、農家に適期を逃さず刈り取るように呼び掛けている。稲刈りのピークは天候にもよるが、21~23日の3連休と見込んでいる。

 同気象台によると、20日の県内は高気圧に覆われ晴れや曇りとなるが、気圧の谷の影響で明け方にかけて内陸を中心に雨の降る所がある見込み。

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