ラグビーW杯 力強く活躍誓う ウルグアイ代表チーム 北上で歓迎セレモニー 選手が意気込み
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に出場するウルグアイ代表チームのウエルカムセレモニーは19日、公認キャンプ地の北上市内で開かれた。地元関係者らから歓迎を受けた選手やスタッフが、大会での活躍を力強く誓った。
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代表チームの栄誉をたたえるとともに、公認キャンプ地との結び付きを強める同大会公式行事。会場となった市文化交流センターさくらホールでは、入場してきた選手たちを出席した市関係者や中高生らが拍手で迎え、セレモニーが始まった。
冒頭、県立北上翔南高校の生徒が鬼剣舞を披露。ワールドラグビーのビル・ボーモント会長は「ラグビーワールドカップはアジアで初めて開かれる。世界中の新しい世代にラグビーを伝え、応援したいという感情を抱かせてくれることと確信している。ワールドカップを心から楽しみ、成功させよう」と呼び掛けた。
同大会組織委員会の嶋津昭事務総長のあいさつ後、チーム全員にメダルとキャップが贈られた。
髙橋敏彦市長は「公認チームキャンプ地として北上市に迎えることは喜ばしく、心より歓迎する。鍛えた力と技を存分に発揮できるよう、北上市民一丸となってサポートする」と激励した。
チームから北上市に記念の盾が贈られたほか、北上市からは和紙で作られた鬼面を贈呈。選手がチームカラーのだるまに片目を描き込んだ。
フアン・ガミナラ主将は「素晴らしい文化を見て学ぶことができた。前回大会よりウルグアイのラグビーのレベルは格段に向上している。精いっぱいプレーし、世界に私たちが培ってきたものを見てもらいたい」と意気込みを示した。
ウルグアイ代表チームは、25日に釜石市の釜石鵜住居復興スタジアムでフィジーと対戦する。