北上・西和賀

「西和賀体操」特別賞 音健アワード 映像化で全国へ配信

全国配信中のコンテンツ映像に合わせて西和賀ご当地体操を体験する参加者=9月30日、太田老人福祉センター

 介護予防や運動不足解消などを目的に西和賀町が考案した「西和賀ご当地体操」が、歌と音楽を用いた健康づくりのモデル事業を表彰する第1回音健アワード(日本音楽健康協会主催)で特別賞を受賞した。町は副賞で制作された全国配信の映像コンテンツを普及に活用し、地域を挙げた健康づくりにつなげていく。

 同体操は、町が県内一高齢化率が高く、豪雪地帯で冬場は運動不足になりがちなことから健康寿命延伸につなげようと2017年度に始まった。西和賀さわうち病院のリハビリスタッフや町職員、住民らで振り付けを考え、鳥取大医学部の加藤敏明准教授が監修。「三百六十五歩のマーチ」の曲に西和賀の雪や自然などを盛り込んだ替え歌を付け、筋力強化や転倒予防などに役立つ動きを多く取り入れた。

 町は通信カラオケ機器DAMを活用した介護予防・健康増進の映像コンテンツを利用した介護予防事業を展開しており、コンテンツを提供する企業の声掛けで18年度に同アワードへ応募。全国67件の公募の中から最優秀賞、優秀賞に続く特別賞に選ばれた。さらに副賞として西和賀ご当地体操を含む上位作品が映像コンテンツ化され、6月から全国に配信されている。

 9月25、30の両日は全国配信中の映像を上映するご当地体操の体験会を開催。地元住民や社会福祉法人の関係者が参加し、映像のポーズを手本にゆったりとしたテンポで足踏みをしたり、肩甲骨や腰回りの筋肉をほぐしたりしながら楽しく体を動かした。

 今後は町、社会福祉協議会を通じて地域内で通信機器の貸し出しを行い、高齢者対象のサロンや地域行事などで同コンテンツを活用したご当地体操の普及を目指す。町健康福祉課の廣田里美保健師長は「みんなで作ったご当地体操がアワードに入賞し、うれしい。町のオリジナル体操として地域全体に広がり、冬場の健康づくりに役立ていきたい」と語っている。

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