一関・平泉

地域と共に 読者の声

「これだけ地元のニュースが充実している新聞はない」と語る佐藤さん
自宅居間で岩手日日を手に「情報の伝達に新聞記事は有効だ」と話す三浦さん

 現在の「岩手日日」が「夕刊いちのせき」として創刊されたのは1923(大正12)年2月26日。それ以来、「地域と共に」という揺るぎない姿勢で新聞を発行し続けてきました。令和元年の新しい年に、新しい新聞制作システム(CTS)の稼働を迎えます。新紙面スタートに、ご愛顧いただいている読者の皆さんに、岩手日日との思い出などを交えてもらいながら、新紙面に対する期待、要望を伺いました。

読者と地域つなぐ役割 一関市狐禅寺 佐藤哲夫さん(67)

 一関市狐禅寺の佐藤哲夫さん(67)は、地域の情報を得るために岩手日日を愛読している。警察官時代から地域のニュースが豊富に掲載されていることに注目しており、退職して古里に戻った2013年春から本格的に講読。県内各地を回って他紙と読み比べてきた経験を踏まえ、「地元情報が充実しており、読者と地域とをつなぐ役割を果たしている」と強調する。

 一関出身ではあるものの、警察官になって県北や盛岡、沿岸部など県内各地で勤務してきた。「長く地元を離れていたので地域事情や人々の動向を把握するのには欠かせない」と力説。特に「慶弔欄は見やすくて情報量も多いので助かっている」と話す。

 細かな地域情報が掲載されている社会面が一関から花巻まで広域的にカバーしていることも指摘。北上市や奥州市に勤務経験があり、妻日出子さん(67)は花巻市石鳥谷町出身なので「一関地方だけでなく、胆江、北上、花巻地方の紙面も地元に密着しているのはうれしい。2人でじっくり目を通しながら懐かしんでいる」と喜ぶ。

 12段編集の新紙面がスタートするに当たり、「文字が大きくなるのはありがたい。これからも地元のニュースをたくさん掲載してほしい」と語り、さらなる紙面の充実を望んでいる。

情報の伝達に有効 一関市藤沢町 三浦克男さん(77)

 一関市藤沢町の農業三浦克男さん(77)は、産直施設に出荷している珍しい野菜の情報を消費者に分かりやすく伝えるため、生活・情報面に定期的に掲載されている「ソムリエ流菜食健美」の切り抜きを活用している。「切り抜いた記事をラミネート加工して売り場に幾つか張ったところ、よく知られていない野菜でも買ってもらえるようになった。情報の伝達に新聞記事は有効だ。9月に載ったビーツの食べ方は自分でも勉強になった」と話す。

 三浦さんはアイガモ農法を実践している田んぼを児童の農業体験学習のために開放したり、藤沢EM普及会代表として河川へのEM(有用微生物群)活性液投入を指導したり、早くからマコモタケを栽培したりと活躍し、紙上に何度も登場。「新聞に載ったことで集まりなどで初めて会う人にも顔を知ってもらえていることがあり、そのたびにうれしく感じる」と柔和な笑顔を見せる。

 「新紙面は文字が大きくなって読みやすい。年齢を重ねるにつれ、あまり知られていない地元の歴史の掘り起こしにも興味が湧いてきた。そんな歴史に関する情報も掲載してほしい」

 朝仕事を終え、息子が道路沿いの新聞受けから居間まで運んでくれた岩手日日を広げ、まず1面、それから社会面を開き、藤沢の話題を中心に読むのが日課だ。

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