花巻

機械遺産を理解 認定記念し見学会 田瀬ダム【花巻】

機械遺産認定を記念して行われた田瀬ダム特別見学会

 日本機械学会「機械遺産」認定を記念した田瀬ダム特別見学会は24日、花巻市東和町の同ダムで開かれた。男女35人が参加し、わが国の多目的ダム建設における技術面での礎となった「田瀬ダムの高圧放流設備」に理解を深めた。

 ダムの機械設備として全国で初めて同遺産認定された経緯を知り、地域の財産を再認識してもらう狙い。同ダム管理支所での概要説明が行われた後、参加者全員で操作室や展示スペース「ものしり館」、同ダム堤体内などを見回った。

 このうち水量調節などを担う操作室見学では、職員がゲート開け閉めのシステムや降水量計測の仕組みなどを解説。堤体内では油圧シリンダや油圧ユニットといった開閉装置、高圧放流管点検口なども説明され、今も建設当時(1954年竣工)のまま使われている設備が関心を集めた。

 同市本館から参加した男性(60)は「ダムの中を見るチャンスはめったにない。戦時中の用途にも興味がある」などと話し、同支所の加藤一典支所長にも質問して知識を得ていた。

 加藤支所長は「身近にあるが、なかなか(内部を)見られない田瀬ダムに理解を深めていただけた。今後は一般向け(市外からの申し込みも受け付ける)企画も行って観光資源としてもPRし、地域の交流人口拡大にも寄与できれば」と振り返っていた。

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