掛川茶用いた給食堪能 姉妹都市を味わう日【奥州】
奥州市の姉妹都市の産品を給食で味わってもらい、地元とのつながりなどを学ぶ「姉妹都市を味わう日」が市内の小中学校で始まった。今年の対象は静岡県掛川市。初日の1日は、胆沢中学校の生徒らが特産の掛川茶を使った2品を堪能した。
取り組みは奥州市姉妹都市交流実行委員会(委員長・及川新太副市長)が主催し、今年で3年目。学校給食センターなどの供給単位ごとに姉妹都市の産品を盛り込んだ献立を作り、全小中学校に提供する日を設けている。
皮切りとなった胆沢学校給食センターが用意したのは、「鶏ささみの香り揚げ」と「掛川茶葉(は)っと」。掛川茶の粉末などを練り込んでいる。
胆沢中(鈴木雅司校長、生徒392人)でも生徒が実食。遠藤想太さん(3年)は「はっとは鼻にお茶の香りが抜ける」と感想を語った。
「味わう日」は26日まで行われる。今年で国内の姉妹都市は一巡りとなった。