花巻

医療・福祉に貢献へ 来年3月1日開院 総合花巻病院竣工式

総合花巻病院の新病院が完成し、関係者に公開された1階の外来受付兼待合スペース

 公益財団法人総合花巻病院(大島俊克理事長)が、花巻市御田屋町に移転整備を進めていた新病院が竣工(しゅんこう)した。病院棟と特定施設棟(介護付き有料老人ホーム)を中心に、完成した花巻高等看護専門学校、現在建設中の事業所内保育施設を一体的に整備。16日には関係者約70人が出席して竣工式が行われ、地域に根差した病院として住民への医療・福祉の貢献と看護人材を育成する新施設の完成を祝った。新病院は2020年3月1日に開院する。

 式では神事で完成を祝い、大島理事長が「工事が予定通りに進捗(しんちょく)し、病院と看護専門学校の完成を迎えることができた。来年3月1日に開院となるが、国が構築を目指す地域包括ケアシステムに即した病院運営を行い、花巻市民の医療と介護に貢献できるよう努力したい」とあいさつした。

 新病院は、現在地の同市花城町から約800メートル南東の県立花巻厚生病院跡地に18年2月から整備。本体の病院・特定施設は、鉄骨造り6階建て、延べ床面積2万1096平方メートル。1階は外来と救急、放射線の各診療など、2階は手術室、検査室、足湯が備わったリハビリテーション室、事務室のほか、イベントに活用する多目的ホールを設けた。3~6階は病棟(一般、回復期、地域包括ケア)で病床数は198。3~5階の介護付き有料老人ホームは85の個室を整備した。

 新病院の市道を挟んだ南側に整備した花巻高等看護専門学校の新校舎は、鉄骨造り4階建ての延べ床面積2601平方メートル。内部は学生40人が入れる教室3室、実習室、多目的室、図書室など。2階部分に新病院と行き来できる歩道橋を設けた。同校南側に整備している事業所内保育施設は来年2月の完成予定で、病院職員のほか地域からも受け入れる計画。

 新病院の診療開始は来年3月2日。今後、医療機器などの搬入を進めるとともに、2月末には現病院の入院患者の移送を行う。

 同日は同市湯本の花巻温泉ホテル紅葉館で落成式と祝賀会を催した。

 花巻市民(市内在勤者を含む)向けの内覧会は、17日午前8時30分、10時、午後1時、3時30分に開く。いずれも100人程度を受け付け、30分程度実施する。

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