奥州・金ケ崎

誰もが利用しやすく バス、タクシー 乗務員バリアフリー教室 奥州

視覚障害者の疑似体験と介助体験を行うバス、タクシーの乗務員ら

 東北運輸局岩手運輸支局、県バス協会、県タクシー協会主催の2019年度バリアフリー教室は21日、奥州市水沢佐倉河の市文化会館(Zホール)で開かれ、県内から集まったバスやタクシーの乗務員らが疑似体験などを通じて高齢者や障害者への理解を深めた。

 同教室は毎年開催されており、今回で12回目。同日はバス会社やタクシー会社などに勤務する乗務員や従業員60人余りが参加した。

 教室では初めに奥州市視覚障がい者福祉協会相談役の菊地忠夫さんが「視覚障がい者の公共交通機関の利用の仕方、歩き方」と題して講話。この中で菊地さんは「音付き信号機は音を頼りにできるが、音がないと真っすぐ渡るのは難しい」「タクシーで経路を説明してもらえると安心する」などと語った。

 その後、参加者は2人一組になって▽車いす▽高齢者▽視覚障がい者―を疑似体験するとともに介助を体験した。参加者はバス、タクシーを乗降車。アイマスクをしてバスから降りる時には「見えないとステップの高さが分からなくて不安」、介助側は「介助では高さをどう伝えるか悩む」とそれぞれ語っていた。

 同支局の髙瀬福也支局長は「心のバリアをなくそうと開いている。教室を通して誰もが利用しやすい、みんなに優しい気持ちを育んでほしい」と話していた。

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