一関・平泉

創作の原点 賢治の詩 千厩出身エッセイスト白石公子さん講演【一関】

講演でエッセーを朗読する白石さん

 千厩芸術文化協会創立40周年記念の一関市文化講演会(市主催)は23日、同市千厩町のマリアージュで開かれた。同町出身の詩人でエッセイストの白石公子さんが「千厩と昭和と私」と題し、詩を書くようになったきっかけや学生時代の創作活動などについて語った。

 いちのせき元気な地域づくり事業として企画され、約80人が聴講した。

 白石さんは自らの創作活動の歩みについて「子供の頃に父の湯飲みに書かれていた宮沢賢治の詩に触れたことが始まり」と回顧。小学生の頃は新聞部に所属し、「将来は物書きになりたい」と夢見ていたという。

 中学時代には同市大東町出身の詩人村上昭夫さんの詩を読み「こんな詩を書きたいと思った」ことから、さまざまな詩人の詩集を読むようになった。当時から学習雑誌などへの投稿を開始。大学2年時の現代詩手帖賞受賞をきっかけに、詩人やエッセイストとして活動するようになったと振り返った。

 町内5小学校の統合に伴い母校の旧千厩小が閉校する話を聞き、同校を訪問したことも語ったほか、自らの小学生時代を題材にしたエッセーを朗読。「私を育ててくれた土地など地元のことについて、小さなことでも詩や小説、エッセーにしていきたい」と締めくくり、活動意欲を示した。

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