奥州・金ケ崎

鎮守府八幡宮に奉納 節目の40年 氏子がしめ縄【奥州】

年末に向けて鎮守府八幡宮のしめ縄を作る会員。しめ縄奉納会の活動は40年を迎えた

 奥州市水沢佐倉河の鎮守府八幡宮の「しめ縄奉納会」(菅原進会長、会員33人)は、結成40年を迎えた。8日は同神社で年始に向けたしめ縄作りと奉納に取り組み、節目の年の活動を締めくくった。

 活動には26人が参加。鳥居と神木のしめ縄を手作業で仕上げて取り替えた。

 同会は1979年、作り手の高齢化で困難になっていたしめ縄作りを助けようと有志で結成。同神社の年2回に加え、近くの牛頭天王社のしめ縄も毎年取り替えてきた。同神社例大祭の献膳行列や「胆沢城あやめ祭り」、胆沢城跡の草刈りなどにも率先して参加し、地域から感謝されている。

 現在の会員は氏子の50~80代。数人で活動した結成当初と比べれば作業にはだいぶ余裕ができたが、新入会員が入ってこないのが悩みという。菅原会長(79)=同市水沢佐倉河字多聞坊=は「八幡宮への崇敬の思いで昭和から令和にかけて長く活動できた」と振り返った。

 同日は地区内の薬師堂温泉で関係者を招いて結成40周年記念祝賀会を開催。記念事業では同神社に雑色(献膳行列の衣装)を贈ったほか、記念誌も発行した。

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