一関・平泉

平穏な新年願い 平泉・中尊寺で破魔矢作り【いわて瞬感】

平穏な新年になるように願いを込めながら行われている中尊寺での破魔矢作り

 平泉町の中尊寺(山田俊和貫首)で12日、新年の参拝客を迎える準備となる破魔矢作りが始まった。魔をよける意味から初詣の参拝客に人気の高い縁起物で、同寺職員が来年の干支(えと)となる子(ね)が描かれた絵馬などを一つ一つ丁寧に飾り付けながら仕上げている。

 破魔矢作りは長さ40センチの白木の矢に絵馬と金銀の鈴、5色の吹き流しなどの飾りを金色のテープで貼り付ける手作業。菊地美帆さん(23)は「自分や誰かの健康や幸せを願って参拝に訪れる皆さんへ、気持ちを込めながら作っている。今年は災害が多い年だったので、来年は穏やかに暮らせる年になってほしい」と語り、作業に臨んでいた。

 今後は境内の参道にちょうちんを取り付ける作業など年の瀬とともに新年を迎える準備が本格化。縁起物は破魔弓800本、熊手など700本、だるま・縁起俵400体も準備するほか、元日には開運招福と無病息災を祈願した福茶1万個が初詣客に配られる。

 同寺には今年の元日8万人の初詣客が訪れ、正月三が日の合計では前年比5%増の10万5000人が参拝。来年正月三が日の参拝者数は前年とほぼ同じ10万人を見込んでいる。

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