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三陸の味求め活気 きょうまで盛岡で鮭・海産物まつり

新巻ザケを品定めする買い物客

 岩手の鮭(さけ)まつり・岩手の海産物まつりが14日、盛岡市のもりおか歴史文化館前で開幕した。贈答用や正月用の新巻きザケをはじめ三陸各地の海産物を買い求める人でにぎわっている。15日まで。

 沿岸各地の出店者が集い、岩手の水産も元気と三陸の海の幸を内陸に届ける恒例イベント。沿岸の漁協などで構成する実行委員会、県秋さけ消費拡大推進協議会の主催で、鮭まつりは39回目、海産物まつりは47回目を数えた。

 初日は宮古市や釜石市、大船渡市などから24団体が出店した。新巻きザケは、深刻なサケの不漁により価格は例年に比べ高め。ある店舗は「不漁で大打撃だが、例年の3分の2の量は何とか確保した。多くの人に食べてほしい」と店先に250本ほどを並べた。

 毎年兄弟らへの贈答用に購入している川村武久さん(72)=盛岡市=は「毎年贈っている岩手の味。今年は少し値段が高めだが、形、大きさなどを吟味して買った。喜んでくれるとうれしい」と話していた。

 サケの沿岸漁獲量は10日現在で前年の2割にも満たない状況で、浜値は平均単価で前年に比べ27%高く推移している。県漁連業務部販売課の箱石正敏課長は「出店者には頑張ってもらいお買い得価格で提供している。水揚げの少ない中でも内陸の人に食べてもらい、岩手の沿岸漁業を応援してほしい」と話している。

 最終日の15日は午前10時~午後3時。新巻きザケや生ザケ、イクラ、ワカメ、水産加工品などの展示即売をはじめ、さけ汁やちゃんちゃん焼きなどの振る舞い、海産物が当たる抽選会、サケについて楽しみながら知ってもらう県立大の学生によるイベントもある。

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