一関・平泉

新年の多幸願い 花と泉の公園 門松製作が本格化【一関】

花と泉の公園で進められているオリジナルの門松製作

 一関市花泉町老松の花と泉の公園で、葉ボタンやビオラなど色とりどりの花を寄せ植えしたオリジナル門松の製作が本格化している。地元産の竹と同園の花々が使われ、スタッフがしめ縄やナンテンを飾り付けるなど新年の多幸を願いながら作業に励んでいる。

 同園ならではの門松をPRしようと毎年販売している。松を立てた高さは約60~130センチと3種類で、寄せ植え鉢も用意。作業は15日に開始し、24日ごろから配送を行う。同市の個人や企業のほか、宮城県北からも注文を受けているという。

 スタッフは土の中に竹をしっかりと固定。縄を梅結びし、葉ボタンには金色のラメも施す。門松が立ち並ぶ作業場は、一足早い新年ムードが漂っている。

 ベゴニア管理主任で門松製作担当の瀬川つぐみさんは「正月が終わっても、竹を抜けば寄せ植えとしても楽しめる。葉ボタンなどは寒さに強いので、外に出してても春まで大丈夫」と話している。

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