奥州・金ケ崎

火災現場で高齢者救助 奥州金ケ崎消防本部 2人の勇気たたえる

火災で人命救助に当たり消防業務一般協力者表彰を受けた黒沢清治さん(右)と黒沢繁さん

 奥州金ケ崎行政事務組合消防本部は18日、奥州市胆沢地内で11月に発生した火災で、人命救助に当たった黒沢清治さん(81)=同市胆沢小山字駒籠=、黒沢繁さん(69)=同=の2人に消防業務一般協力者表彰を贈った。

 同本部によると、2人は11月11日に駒籠地内で発生したたき火の拡大による火災で、近くのそれぞれの自宅から現場に駆け付け、気が動転して動けなくなっていた高齢女性を発見。火にまかれる危険があると判断し、協力して女性を安全な場所まで救出した。

 表彰式は同市水沢の同本部で行われ、阿部保之消防長が2人にそれぞれ表彰状などを授与。阿部消防長は「火災が急激に拡大する状況下にもかかわらず、勇猛果敢に、かつ共同して救助活動に努められ、尊い人命が救われることにつながった。2人の勇気ある行動に最大限の賛辞を送り、感謝申し上げる」とたたえた。

 清治さんによると、女性は清治さんのいとこで「家で仕事をしていたが、音がしたので出てみたら、くい小屋が燃えていて大変だと思い消防に通報した。現場を見回して歩いていたら木陰に(女性が)うずくまっていた」、繁さんは「真っ黒い煙が上がって、走って(現場に)行ったら燃えていた」といい、女性を2人で協力して現場から動かし、女性宅まで避難させたという。清治さんは「ああいう場面になれば当たり前にやること」、繁さんも「何かあれば助ける。自然に体が動いた」と語っていた。

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