かぎやが福祉施設へ 温かい思いケーキと共に【北上】
福祉施設利用者に喜んでもらおうと、北上市堤ケ丘のかぎや菓子舗は19日、市内の9施設にクリスマスケーキをプレゼントした。
贈り先は障害児通所施設6カ所、障害者施設3カ所。同社本店で贈呈式が行われ、用意された5号サイズの生クリームケーキを、阿部大司代表取締役社長が各施設の代表に手渡した。
ライフキャリア北上(同市村崎野)の佐藤広昭管理者は「施設に対して毎年温かい思いを頂き、感謝に堪えない。各施設のクリスマスパーティーでおいしくいただきたいし、こういった支援を忘れずに福祉サービスに当たる励みにしたい」と思いを語った。
ケーキのプレゼントは、阿部社長の家族が施設を利用していた時代、先代である父親が始めた取り組みで約40年続く。阿部社長は「障害者と健常者が家族や友人と一緒にクリスマスを楽しんでもらえれば」と願っていた。