県内外

最高賞に藤倉さん(盛岡) いわてマンガ大賞「隣のかわはくん」

第9回いわてマンガ大賞に輝いた「隣のかわはくん」の一場面(C)藤倉秀

 県は、第9回いわてマンガ大賞の受賞者を発表した。県内外から寄せられた計271作品を審査した結果、一般部門の大賞には藤倉秀さん(盛岡市)の「隣のかわはくん」が輝いた。

 今回は一般部門(学生部門含む)に32作品、1~4コマ部門に239作品が寄せられた。

 一般部門で大賞に選ばれた「隣のかわはくん」は、左右の瞳の色が異なる“オッドアイ”がコンプレックスの高校生つぐみが主人公。同じクラスの「河童(かわは)族」の「船」との出会いにより、コンプレックスを乗り越えていくというストーリー。高い画力に加え、読み応えのある展開や練られたキャラクター設定が高い評価を得た。藤倉さんは第3回優秀賞を受賞して以来の投稿で、初の大賞に輝いた。

 1~4コマ部門の最優秀賞には、一般の部で舘野政志さん(盛岡市)の「世界の南部鉄器」、中学生以下の部でなっぴさん(宮古市)の「魅惑の三陸グルメ/すごいよ!早池峰山!」がそれぞれ選ばれた。

 表彰式は来年1月25日に盛岡市内で行われる予定。

 この他の受賞作品は次の通り(敬称略)

 【一般部門】

 ▽優秀賞=「ケンさんに聞いてみた記録」山本わお(宮城県塩釜市)「ジョバンナの旅」央里(盛岡市)「夜空のレテーロ」ヒイチハル(盛岡市)

 【学生部門】

 ▽金賞=「鬼になれ」黒月遊兎(北上市)「座敷わらしにおまかせください!」るくれ(滝沢市)▽銀賞=「金色トあるけみすと」SAKAriver(盛岡市)「棒がいっぽんあったとさ」ゐずみU子(千葉県船橋市)「しあわせのざしきわらし」nana(盛岡市)

 【1~4コマ部門】

 ◇一般の部▽優秀賞=「いわてたくぼくけんじおっかけ旅」ペンクロ(盛岡市)「岩手の人」つくつく(一関市)

 ◇中学生以下の部▽優秀賞=「八幡平サーモン」髙橋杏宇(八幡平市)「サッカーの試合」大坪山斗(盛岡市)「Hei!皿。」天野天音(遠野市)

 ◇特別賞=「麺にすいか?/岩手雪まつりの愛」Augustin Emilie―Rose(フランス)

特別賞に弘兼憲史氏 「島耕作」でILC普及

 県は、漫画制作を通じて本県の魅力発信に貢献した個人などを表彰する「マンガ郷いわて特別賞」の第4回受賞者として、漫画家で徳山大客員教授の弘兼憲史氏(72)を選んだ。「会長 島耕作(ILC編)」などを通じ、次世代の大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の普及に貢献したとしている。

 弘兼氏は山口県岩国市出身で、東京都在住。1974年にビッグコミック(小学館)に「風薫る」を発表してデビュー。83年に人気シリーズとなる「課長 島耕作」の連載を開始した。2003年に「黄昏流星群」で第32回日本漫画家協会賞大賞に輝き、07年には紫綬褒章を受章した。

 18年、ILCの東北誘致を目指す「ILC100人委員会」に参加。本県などでの取材を経て、今年1月から「会長 島耕作(ILC編)」を執筆、雑誌「モーニング」(講談社)で発表。ILCについて分かりやすく紹介した。表彰式は来年1月25日に盛岡市内で行われる。弘兼氏と達増拓也知事、鈴木厚人県立大学長による「ILCスペシャルトーク」も予定している。

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