北上・西和賀

冬の味覚 仕上がり上々 大根の一本漬け出荷ピーク【西和賀】

加工場で行われている大根の一本漬けの袋詰め作業。出荷はピークを迎えている

 西和賀町の冬の名物・大根の一本漬けの出荷がピークを迎えている。製造の中心を担う同町の第三セクター・西和賀産業公社(代表取締役社長・細井洋行町長)の加工場では、高品質な2019年産を送り出すためスタッフが作業に追われている。

 一本漬けは昔ながらの技法で大根を丸ごと1本塩漬けし漬け込んだ町自慢の味で、食べ飽きない薄味とパリパリとした食感が特徴。同公社は購入者が希望した時期に発送する「オーナー制」などを通じて特産化を進めている。

 今冬の出荷は11月20日に始まり、オーナー向けは今月20日にスタート。町内の湯夢プラザをはじめ、町外の店頭にも並んでいる。今年は西和賀だけでなく花巻、滝沢、雫石などの農家にも栽培に協力してもらい目標とする本数を確保。前年より5000本多い3万本の出荷を見込んでいる。

 加工場ではスタッフが発送直前に樽(たる)から引き上げた大根を一本ずつ袋詰めし、発砲スチロールの容器に手作業で梱包(こんぽう)。オーナー向けには雪を一緒に詰め込み、雪国の魅力を発信する。

 出荷のピークは年の瀬から年明けにかけてで、20年2月上旬までの販売を予定する。同公社の廣瀬稔生産加工課長は「昨年実験的に使用したおいしくなる乳酸菌を全体で取り入れたことで、味にばらつきがなくなり上々の仕上がりとなった。今年は出荷店舗数も増えているのでたくさんの方に一本漬けを手にとってもらいたい」とアピールする。問い合わせは同公社=0197(82)2211=へ。

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