田園のテーマパーク 小野寺さん方イルミネーション【奥州】
奥州市胆沢小山の小野寺勇輝さん方では、発光ダイオード(LED)6万5000個のイルミネーションが田んぼを彩っている。イルミネーションは2020年1月5日までで、大みそかはオールナイトで点灯するという。
小野寺さん方のイルミネーションは10年目で、年々電飾を増やしている。30アールほどの田んぼで稲刈り後から1カ月ほどかけて準備を進め、仕掛けを施した電飾やレーザーが刻々と変化しながら光を放っている。
電飾はペガサスやカボチャの馬車、トナカイ、サンタクロースなどのほか、山をイメージしたり、絨毯(じゅうたん)のように仕立てたりしたもので、田園地帯にテーマパークが現れたような華やかさを演出している。
年々訪れる人も増えていて、小野寺さんは「レインボーカラーの『つらら』などはこのあたりではあまり見ないもの。他にもパターンを考えてオリジナルの変化を持たせているのもある。気軽に訪れて楽しんでほしい」と話している。