奥州・金ケ崎

地元産の味 打ちたて堪能 年越しそば打ち体験【奥州】

親子らが手打ちのそば作りに熱中しているえさし郷土文化館「年越しそば打ち体験」

 えさし郷土文化館の「年越しそば打ち体験教室」は30日、奥州市江刺岩谷堂字小名丸の同館で始まった。江刺産新ソバなどを使い、手打ちのそば作りに親子連れらが熱中した。31日まで。

 初日は過去最高の124人が参加し、同館職員らの手ほどきを受けながら地場産の新ソバ、県産ナンブコムギを用いた「二八そば」作りに挑戦。そば粉と小麦粉を混ぜて水を回しながらこね、麺棒で延ばし、包丁で切る工程に取り組んだ。完成したそばは館内でも味わうことができ、打ちたてをざるそばで堪能した。

 高橋子供会(同市胆沢)の行事で来館した小松陽向君(7)=胆沢第一小学校1年=は、父和智さん(36)、母斐さん(34)と一緒に初めて体験した。

 陽向君は「切るところは難しかったし、(麺棒で)延ばすところもちょっと難しかった。疲れた」といい、斐さんも「結構切るのに体力がいる。そばが太くなってしまった」と振り返ったが、ともに「食べるのが楽しみ」と笑顔。和智さんはそば打ちの魅力に触れた様子で「楽しかった。またやってみたい」と語っていた。

 最終日の受付時間は午前10時から午後3時までで、事前予約は不要。料金は1食1200円(2食目からは各500円)。

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