ゲレンデに歓声 きょう小寒【一関】
6日は二十四節気の一つ「小寒」。一年で寒さが最も厳しい時期に入る寒の入りともいわれ、今後立春(2月4日)前日までの期間は「寒の内」とされる。
一関地方も冬型の気圧配置の影響でここ数日肌寒い天候が続き、5日は昼間日が差したものの最低気温が一関で氷点下4・7度、千厩では今季最も低い同6・9度(ともに盛岡地方気象台調べ)と冷え込んだ。
一関市厳美町の祭畤スノーランドは今季営業初日となった2019年12月22日以降雪不足が続いていたが、年明けからの降雪で3日から滑走可能となった。5日は小学生がリフト無料の「スキーこどもの日」となったこともあり、多くの家族連れらでにぎわった。
スキーは初めてという阿部奏多君(山目小学校3年)は、練習開始から約1時間で基本となるボーゲンをほぼ習得。「上から滑ってくるのが楽しい。今年の冬のうちにもっとうまくなりたい」と語り、繰り返し練習していた。
同気象台によると、6日は高気圧に覆われおおむね晴れるが、気圧の谷の影響で夕方からは曇る見込み。