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若手に注目! 地酒特集

 地酒を醸す酒蔵では今、若手の活躍が目立っています。体にしみる日本酒が一層おいしくなる季節。伝統を守り、チャレンジを続ける若き蔵元と杜氏を紹介します。

若い造り手の地酒を飲み続けて楽しもう

 水、米、麹から造る日本酒は日本の伝統的な食文化の一つ。かつて地酒は地元の人の好みに合わせて造り、地元消費されるものでしたが、今や全国区でうまい地酒が流通する時代。それだけに、「酒蔵では造り手がすごく勉強を重ねて品質を高めている。特に最近は若い蔵元や杜氏が増え、自分の造りたい酒に意欲的に挑んでいますよ」と、全国各地の地酒を取り扱う一関市千厩町の髙橋酒店店主・髙橋建さんは話します。

 今回紹介するのは、萩野酒造(宮城県栗原市)、磐乃井酒造(一関市)、岩手銘醸(奥州市)、喜久盛酒造(北上市)の4蔵。身近にある酒蔵ですが、意外に知らなかったり、昔のイメージとは変わっていたりするかもしれません。「気になる銘柄があったら1年を通して飲み続けてみるのがおすすめ。季節ごとに出てくる種類を知って、飲み比べると楽しいですよ」と髙橋さん。手に取るきっかけは「かっこいいラベルのジャケ買いでもOK」。身近な地酒を再発見してみませんか。

誇り高ききれいな酒 萩野酒造

地元らしさを全国区へ 磐乃井酒造

造りたい酒への挑戦 岩手銘醸

県産米・全量純米酒で復興に挑む 喜久盛酒造


<取材協力>
髙橋酒店
住/一関市千厩町千厩字北方30-1
電/0191・52・2381
営/9時~20時30分(日曜・祝日は~19時)
休/不定

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