刑務所作業製品2000点 13日まで展示即売会 銀河モール【花巻】
全国の受刑者が手掛けた刑務所作業製品の展示即売会は、花巻市高木の銀河モール花巻で開かれている。高品質でお買い得の木工品や布製品、革製品など2000点以上が並び、訪れた人たちが買い求めている。13日まで。
主催は矯正協会刑務作業協力事業部盛岡地方事務所で、盛岡少年刑務所が協賛。同事業部提供の原材料を利用し全国各地で製作されたCAPIC(キャピック)ブランドの家具や日用品、雑貨などが販売されている。
中でも人気は、北海道の各刑務所を中心に製作されているという「マル獄」シリーズ商品。前掛けや手提げ、スマートフォン入れ、手拭い、ブックカバーなど種類も豊富で、個性豊かなデザインも人気を呼んでいる。
盛岡少年刑務所処遇部の松山悠樹作業専門官によると、近年は受刑者の減少や高齢化などで生産できなくなっている品もあるという。「売上金の一部は、犯罪被害者支援団体の活動支援に役立てられる。バーベキューコンロなど人気商品もあるので、早めに利用していただきたい」と話す。
販売時間は午前10時~午後5時。最終日は3時まで。